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TINY DROPS [稲葉浩志]

このブログのタイトル
「TINY DROPS」はB'zのアルバム「MAGIC」の中の1曲です

人生という旅を終え、生まれた場所に戻る大事な人へ
精一杯のありがとうの気持ちを込めて
さよならを告げるという内容の曲なのですが
私は、自分の母を見送った後なので
初めてこの曲を聴いた時
心に響くどころか
心に刺さる感触を覚えました

B'zファンの方ならよく分かっていただけると思うのですが
稲葉浩志という人間の思考回路は
とても複雑怪奇
一見、まっすぐに考えながらも
その真裏からの景色をわかりやすく描写してくれたり
誰もが抱くノーマルな感情表現も
違う角度から「こうも見えるよ」と
教えてくれる
懐の深い不思議な人なんです

「TINY DROPS」もそうでした

最愛の人が旅立てば、逢えなくなる辛さや怖さ
それを変える事は出来ないけれど
だけど
だけど

♪いつか皆 そこに行くから その日までのさよなら♪
♪ほんのつかの間のさよなら♪

この2行の歌詞に私は救われた気持ちになりました

そうか、永遠の別れじゃないんだ
つかの間のさよならなんだ

母が旅立ってからの私は
春夏秋冬が巡ってくると
季節ごとの匂いや景色に
母の面影を見つけては
もう逢えない寂しさ
言いようの無い喪失感に
涙ぐむ日々でした

弱音吐きそうになった
介護生活も懐かしくて恋しかったり

でも
「その日までのさよなら
ほんのつかの間のさよなら」

そういう考え方が意外にも目からウロコで
パッと道が開けたというか
そう考えると、いつか自分にも巡ってくる
「その日」も怖くなくなるような感覚☆
さすが「MAGIC」♪
言葉の魔術師“稲葉浩志”

小さなしずく達は
本当のところ
流した涙の数なのかもしれません

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ここが好き [稲葉浩志]

私がB'zの稲葉さんのことを
好きだということを
知っている友人からよく

「どこが好きなの?」

と質問されることがあります
それは好意的であったり
全く興味のない友人からは
時には辛口に問われる事があります(笑)

全く関心の無い友人いわく
「どうして人気があるのかサッパリわからない」
「あのカン高い声を聞いていると疲れる」
「TVに出ないし、出ても歌うだけで無口すぎる」
「冷たくて神経質で冗談もいわなさそう」
結構バッサリ切った挙げ句

「で、どこが好きなの?」と(笑)

私は、やっぱりそーきたかとニヤけながら
稲葉浩志の魅力を語るのです

私の中で魅力を3つあげるとしたら
「ここが好き」と
スラスラ出てきました

☆1つ目

やはりLIVEにおけるパフォーマンスです
ステージ上で歌を歌っている時の稲葉浩志が
何よりも大好きです
これは生のステージを観た人にしか分からない
論より証拠的な魔力です

種も仕掛けも無いMAGICのはずなのに
手抜き一切ナシのパフォーマンスを
観るというより全身で味わってしまうと
魂を持っていかれるという技に
見事ハマッてしまいます

☆2つ目

ズバリ「声」です
一般的に言われるカン高い声も
ファンには「メタリックハイトーンボイス」等と形容されます
でも私は稲葉浩志の「低音」に参ってしまいました
ソロワークスの作品の方が「低音」が強調されています
低音に素晴らしい色香があるから
超高音で、全力でこられると
アドレナリンが流出します
つまりギャップ!

もっと分かりやすく言うと
話す声は「低く穏やか」なのに
歌う声は「メタリックに変幻自在」
そのギャップにハマった私にとって
稲葉浩志の声は
私に中毒症状を与えます(笑)

☆3つ目

稲葉浩志が書く「リリックの世界」です
歌詞に関しては奥が深くて簡単には語れません
また、時系列でその時その時の時代背景だったり
歳を重ねる事で「伝えたい事」が変化してきています

ですが
一環して言えることがひとつだけあります

それは「想像力の素晴らしさ」です
前にも書きましたが
稲葉浩志の想像力には力強いパワーと
思いやりの心があり
「リリック」というツールを使って
私に色んな角度から
色んな世界を見せてくれます

日本語の美しい響き
日本語の豊かな形容

私と同じように
稲葉浩志の歌詞に救われ勇気づけられ
色んなことを学べた人は星の数ほどいるはず

「TVで無口でも歌で、めいっぱい伝えているよ」と
私は友人に話します

で、番外編

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これはファンクラブ会報のQ&Aの回答です
ファンからの質問に自筆で答える稲葉さん
一般の人が読めば面白くもなんともない返答のように
思われるかもしれませんが...

私はこんな可愛いこと書く稲葉浩志に
またしてもキュンときます

質問した友人は「罪な男だね」と
半ば呆れながらも
悔しそうにソソラレて
「今度ゆっくり聴いてみるわ」と
微笑み返してくれるのでした♪

koshi.jpg

画像は、ちょっと遊んでみました
表紙を飾る日がきたとしたら
ファンならワクワクしますね

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何故か、気になるコレ [稲葉浩志]

それは最新号のファンクラブ会報に掲載されていました

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稲葉さんが自らポラロイドで撮った
「2009年に愛用したもの、心に残ったもの」
の中の1枚の写真です

「誰かに頂いた本なのかな?」
「たまたまレコーディングスタジオにあったとか?」
「博多への移動前に空港の書店とかで自分で買ったのかな?」

どーでもいいことと言えばそれまでなのですが(笑)
私の妄想は膨らみ
忘れる事無く脳裏から何故か離れないので

とうとう

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買っちゃいました(笑)

コーマック・マッカーシー 著書
黒原敏行 訳
『すべての美しい馬』

最初、会報でパッと観た時はてっきり写真集なのか?
と思い込んでいたお恥ずかしい私でしたが

「ずっと読んでいました」という
ご本人のメッセージより文庫本とわかり
更に興味が〜

ここはあえてどんな内容なのか検索せずに
本屋さんへ直行
先日見つけて早速購入しました

ページ数492で活字がぎっしり
こんな感じです

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最初は独特の文体なので少々読みにくく
けれど、どんどん物語に引き込まれていきます
それは、風景描写がとても素晴らしく
スーッと絵が浮かんでくるからです

で、読み終えて感じたこと

場違いな環境を与えられた主人公が
親友と共に愛馬に乗ってメキシコに渡り
途中で知り合った、もう1人の少年も加わり
予想を遥かに超える苦難に巻き込まれ
孤独感や疎外感も痛烈に味わいながらも
やがて理想の場所へ

この「苦難を乗り越える」というドラマが
この小説の醍醐味なのですが
場違いだった自分という存在が
苦難という経験によって
理想の場所を作り上げていく
その幸福感の描写がとても読んでいて幸せになれるんです

なんだか
現代に居場所を失った者たちにとってはこれは夢の旅
そんな気持ちが終始湧きました

稲葉さんが博多で一気に
ずっと読んでいた気持ちが少しだけ分かったような
読み終えた今も、余韻が後を引きます

時代も国も文化も歴史も違う世界の中
場違いであろうと「我が道をいく」という
王道的な生き方を
馬の調教師となった主人公が
すへての美しい馬たちから教わった

自分の力、夢を信じろ!
そしてその為の努力を惜しむな!

生きていく上で
見失ってはいけないことは同じだということ
B'zが楽曲を通して発信するメッセージにも
共通点があると思いませんか?

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稲葉浩志と美しい馬

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名盤 マグマ [稲葉浩志]

「貴方の中の永遠の名盤を教えて下さい」

と、突然見知らぬ人に聞かれても
私は間髪入れず
稲葉浩志の『マグマ』です
そう答える自信があります。
でも、そんなシチュエーション、あったら怖いんですけどね(笑)

稲葉浩志のファンならば
心の琴線にふれること間違い無しのこのアルバム
知らない方の為にご説明しますと
B'zの稲葉浩志がソロワークスとして
1997.1.29にリリースした
初のオリジナルアルバムです

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収録曲はコチラ

01.冷血
02.くちびる
03.そのswitchを押せ
04.波
05.眠れないのは誰のせい
06.Soul Station
07.arizona
08.風船
09.台風でもくりゃいい
10.灼熱の人
11.なにもないまち
12.Chopsticks
13.JEALOUS DOG
14.愛なき道
15Little Flower

何を今更、な話題に思われる方も多いかもしれません
でも、私にとっていつも
そしていつまでも
始まりであり、戻る場所であり
そして刺激と安らぎを同時に感じる場所
心の真ん中奥深くに湧きだす息吹きのような
いつ聞いても私を包んでくれる
永遠フメツの1枚なのです

B'zのSinger稲葉浩志としては
常にポジティブであり自虐的な歌詞を書いたとしても
最後はここから始まるという「光り」を含み
聞き手の余韻の中に明日への希望を投下させます

でも、このマグマは
もう自分の中に溜まりに溜まった
ドロドロとした得体の知れない
内省的な己の解放にのみ絞り込んでいて
そのマグマが噴火した手のつけられないパワーが
CDという枠からはみ出していて
そのつかみ所の無い稲葉浩志の世界が
きっと聴き手の心を掴んで離さないのでしょう

だから
いつも私は「マグマ」に引き戻されてしまいます

今の稲葉浩志が作る楽曲の方が
音が洗練され、歌も数段上手い
経験が人を成長させるのですから
当然のことです

だけど、けれども
荒削りであったとしても
勢いで一気に溜めて溜めて溜め込んでいたものを
爆発させたエネルギーは
人にショックを与えるように
心に根付いてしまいます

B'zの有名な曲「今夜月の見える丘に」のAメロ

たとえば どうにかして 君の中 ああ入って
その瞳から僕をのぞいたら いろんなことちょっとはわかるかも

「マグマ」を聴くと
稲葉浩志の中に入って いろんなことちょっとわかるかも?

私は何故かそんな錯覚に陥ります
誰もが抱く後悔、喪失感、孤独感、自暴自棄等
処理の仕方は人それぞれだけれど
いっそ落ちる所まで落ち
急降下した状態でとことん彷徨い迷子になる道も
「旅に出る事と同じなんだよ」

流れ出したマグマが私に教えてくれた
生きるための最後の砦

光りと影の影の中にも小さな花は咲いています
何が起ころうとも
そんなLittle Flower[かわいい]になりたいと
いつも聴く度に想う私なのでした


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Okay☆504 [稲葉浩志]

仕事の帰りに入院中の夫の元へ
点滴の数も減り
顔色も良くなり
食欲も出て来た夫の笑顔を見ると
なんだか、心からホッとしました[揺れるハート]

「明日もまた来るからね」
笑顔で手を振り家路へと
息子が友達と食べて帰ると言うので
今夜は1人で晩ご飯
こーいうのもたまにはいいわね?と思いながらも
1人で食べる晩ご飯は
やっぱりあまり美味しくありません

なーんか寂しいなぁと思いながら
ブログを書く前にB'zのオフィシャルを
ちょっと覗いてみました
す・る・と〜♡


IMG_Okay.jpg

キターーー!!!
ソロ活動の新曲情報です
椅子にまたがり座っただけで絵になる男、稲葉浩志
寂しさも吹っ飛びました(笑)

詳細を忘れないようにメモしておきましょう


☆稲葉浩志 NEW SINGLE「Okay」
☆6月23日リリース決定

これまでのソロ作品同様、作詞・作曲を稲葉浩志自身で
手掛けた全3曲を収録
ギターにはスティーヴィー・サラス
ドラムにはシェーン・ガラスが参加

なんと初回限定盤の特典DVDには
アメリカのニューメキシコ州
ホワイトサンズで撮影を行った
「Okay」のミュージックビデオがつくそうです

NEW SINGLE「Okay」

01.Okay
02.Salvation
03.マイミライ

2010.06.23 on sale

初回限定盤[CD+DVD]
DVD:「Okay」MUSIC VIDEO
No:BMCV-4012
Price:1,575yen(tax in)

通常盤[CD]
No:BMCV-4013
Price:1,260yen(tax in)


私、Twitterもやっているというのに
とってもつぶやき少なめなせいか?
常にチェックしていないので
情報知るの遅っ[exclamation×2]

てっきり
TBSクロスのエンディングテーマが先行シングルとして
リリースされると決め込んでいたので
「Okay」どんな曲なのか?たっぷりぷりぷり☆
楽しみが増えました♪

B'zファンの人にしか分からないお話だと思いますが
3曲目の「マイミライ」
あの、「B'zの稲葉が惚れ込んだ現役女子高生」という
夕刊の見出しのようなコピーで売り出した
稲葉浩志初プロデュースの
宇浦冴香2枚目のシングル曲ですよね?
私、彼女のライブに行きました(笑)
大阪のヒルズパン工場の地下のライブハウスです
マイミライはめちゃくちゃ可愛い曲なのです♪
歌唱力もメチャクチャありましたよ〜
さすが、稲葉浩志が惚れ込んだ声だけあります!

それをセルフカバーでココに持ってくるとは〜
歌詞はあのままで大丈夫なのでしょうか?
女子の気持ちで歌うのかしら?(笑)
違う意味でソレも楽しみです♪


6月23日は、まだまだ先ですね.....。

ではまさに、今来日してプロモーションを行っている
SLASH × KOSHI INABAについて書きたいと思います

しかし、微妙に今更なNewsなので[あせあせ(飛び散る汗)]
ご興味のある方だけおつきあいください




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